古くはフランスのトンボ学者ロベールがその1958年の著書の中で,ヨーロッパのサナエトンボの一種ゴンプス・プルケルスの卵が同様に水底の岩石にはりついた図を掲げています.じつはこのようなしくみはアユの卵でも知られており,この場合,底の石などに卵がふれると卵膜が反転しそれに付着するといわれています.アユは流れで産卵しますが,同じように流れで産卵するメガネサナエに類似のしくみが進化しているのは,自然の取るべき手段が似かよっているという点で興味深いことです.
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