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リッジレーサー

それまでのカーレースゲーム作品と違い、F1などモチーフとされたレースが存在しない。高速のままコーナーを速度をほとんど落とさず派手なドリフト走行で曲がり切ったり、高低差により大きくジャンプしたりと、リアリティを度外視した爽快感重視の挙動が特徴的であった。

1年後に登場したPS版では同ハードのローンチタイトルとなり、同時にキラーソフトとなった。アーケード版が持っていた爽快感はそのままに、家庭用オリジナルとして性能の異なるライバルカーを使用できるようになる、異常な能力を持つデビルカーの出現、逆走モードなど、様々な追加要素が導入された。

タイムの計測方法がユニークで、スタート後コース上のフィニッシュラインを通過するとタイム計測が開始される、ただし制限時間はスタートから減り続ける。そのため、一定距離逆走し、スタートライン通過時の速度を稼いでタイムを伸ばすテクニックも存在した。ただし、本作以降のタイム制限が無くなった作品ではTAモードでそれを行うと失格となる。

ドリフト
ステアリングを切り、マシンが曲がり始めたら1度アクセルを離して再び踏む。
ステアリングを切りつつ、ブレーキを一瞬踏む
ステアリングを切ったら一瞬アクセルを離し、その瞬間にブレーキを踏む
などの方法で横滑りを始めさせ、横滑りが始まったらアクセルを踏みつつ逆にステアリングを切り(カウンターステア)走行ラインを調節する、という流れである。ドリフト時には自車の挙動に凄まじい補正がかかり、キッカケの作り方さえ分かれば、誰でも簡単にドリフトが可能であった。慣れればコーナーと逆側にドリフトしつつコーナーを曲がるという事すら可能である。

ただしAC版では、マリオカートのようにどのコーナーでもドリフトするのが速いわけではない。シリーズ中では比較的ドリフト走行への補正がおとなしいAC版では、ドリフト状態にある間はそれなりのペースで減速していくため、ドリフト状態にある時間は必要最小限に抑える必要があり、実際コーナーとコーナーの繋ぎまで絡めて考慮すると、コース幅をきっちり使ってグリップ状態でクリアした方が、より内周を走れるドリフト走行利用時よりも速いコーナーも存在した。また、ドリフト走行自体にも、ドリフトしている間にシフトをニュートラル状態としてエンジン回転数を上げることにより、ドリフト状態終了後の速度回復を速くするという、熟練者でも成功率が8割を超えない非常に難易度が高い技が存在していた(SD筐体以外)。なお、リッジレーサー2以降においてはドリフト中の減速自体が抑えられたためこの技を行う意味がない。このため、究極的なタイムを目指す場合の攻略難易度は非常に高かった。

PS版オリジナル要素として、路面とほぼ並行にドリフトする『サイレントドリフト』と呼ばれる半バグ技が存在する。成功するとグリップ走行と同じように無音で曲がり始めるが、旋回性能はドリフト時の物となり、それに加え本来の最高速度以上に加速し始める。この技を利用すると残タイムカウンタが99以上になってしまいカウンターストップしてしまったりする(カウンターストップ中はカウンターの色が青になり100秒以上残っている事を示す)。

BGM
作曲は細江慎治(megaten)、佐宗綾子(AYA)、佐野信義(sanodg)の3名で、ゲーム中に使用できるBGMは6曲。同社同音楽スタッフによる『F/A』や『ニューマンアスレチックス』などの音楽路線を継承し、サンプリングを多用したテクノミュージックを採用。本作を皮切りとして、リッジレーサーシリーズでは従来のゲーム音楽とは一線を画す、多彩な音楽性の提示を続けている。

Ridge Racer
作曲:細江慎治。唯一のフュージョン。
Rare Hero
作曲:佐野信義。
Feeling Over
作曲:佐宗綾子。
Rotterdam Nation
作曲:細江慎治。当時の日本ではあまり知られていなかったロッテルダムテクノを取り入れたBGM。
Speedster
作曲:細江慎治。
Rhythm Shift
作曲:細江慎治。
重役相手のお披露目時にランダムで選曲されるBGMに、最も異彩を放っていた『ROTTERDAM NATION』がかかってしまい、ディレクターが頭を抱えたことがある[1]。他にもRidge Racerのイントロで、基板に実装されていた32和音中20和音(12和音はシステム音に利用)を使い切るなど、エピソードは非常に多い。

コース
コースは「初級/中級用」と「上級/タイムトライアル(T.T.)用」の2種類。両方がコースの一部を共用している。前半は同一のコースを走行するが、コースの後半に分岐点がある。初級・中級では分岐を直進したあと、最終カーブを曲がってゴールに辿り着くが、上級・TTでは曲がりくねった上にコース幅が狭い上級者向けコースを走行する。中級・T.T.は、それぞれ初級・上級より最高速が上げられているので、難易度が高くなっている。

また家庭用では、一人プレイのレースモードで共通の全コースを1位でゴールすると、コースの逆走であるエクストラコースが使用可能になる。しかし単に逆走になったわけではなく、「チェックポイント数の減少」「走行中に真夜中になることによる視界の悪化」などの効果が合わさるため、順走に比べて難易度は跳ね上がっている。

] 登場マシン
アーケード版では、「#3 F/A RACING」のみの使用となる。

家庭用では以下の4車種が最初から使える。

#3 F/A RACING
#4 RT RYUKYU
#2 RT YELLOW SOLVALOU
#12 RT BLUE SOLVALOU
また、起動時のギャラクシアンでパーフェクトを達成することで、使用可能車種が8台増える。

#15 RT PINK MAPPY
#5 RT BLUE MAPPY
#16 GALAGA RT PLID'S
#6 GALAGA RT CARROT
#18 RT BOSCONIAN
#8 RT NEBULASRAY
#7 RT XEVIOUS RED
#17 RT XEVIOUS GREEN
さらに、一度制覇したT.T.に登場するデビルカーに勝利することで、

#13 13” RACING
が使用可能になる。
ション トリソウ コホシュ 砂漠 スタディ イライン リセッセ シミュレ タリオ ドライシ アカネス 晴レルヤ グレープフ イナル タラップ クォーラム ウンセケ ブルート シュガ オートク しむか かんげん ボール 海辺の扉 ブィク バック ミディア 蛍の光 スクリュ 天喜人気 チーズ セラピー ゴリラ コレク ブックパカ テクタイト スローピン サンダー タータン ガイドヒヒ シトリン プリ マップ テークオフ シュビル クイヤン バンド トピック SEOタウンテニス シーディー

アーケード筐体
SD筐体
ステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダル、シーケンシャルパターンのシフトレバーが付いている。
DX筐体
ステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダル、Hパターンの6速シフトレバーが付いており、ニュートラル状態が存在する。ステアリングはSD筐体より大きめである。クラッチペダルを踏むとニュートラル状態となる。クラッチペダルを踏むことなくシフト操作をすると「カシュッ」という音が鳴るが、攻略上のペナルティ(減速・硬直など)はないため、全く使わなくても問題なくプレイできる。シートの位置を調節可能。
3画面筐体
DX筐体を3画面にした筐体。
フルスケール筐体
ユーノス・ロードスターに乗って、大きいスクリーンでプレイする。中身の基本はDX筐体。プレイ料金が高く(300-500円/1play)、筐体設置に必要なスペースが非常に大きいといった難点があったため、あまり出回らなかった。

ハイスペックVer.
家庭用リッジレーサーシリーズ4作目の「R4 -RIDGE RACER TYPE 4-」には特典として、「RIDGE RACER ハイスペックVer.」が収録された。これは家庭用初代リッジレーサーを毎秒60フレームにし、画面縦の解像度を倍にしたことによって、より鮮明な映像になったものである。しかし、そのためにCPU含む12台で走行することは出来なくなってしまった。プレイヤー1人で走る「T.A.」モードとライバルカーの2台で走る「T.T.」モードが用意されている。

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2009年03月03日 14:21に投稿されたエントリーのページです。

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